『イミダゾールジペプチド』を徹底解剖(2)イミダゾールジペプチドで疲れ知らずに!?

イミダゾールジペプチドの臨床実験とその結果

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現在、抗疲労に関する研究をしている大阪市立大学の研究チームの実験の結果、『イミダゾールジペプチド』には抗疲労効果があることが発表されました。
その内容は、『イミダゾールジペプチド』を4週間毎日摂取した後、4時間の自転車こぎ運動を行い、日常生活で起こる肉体疲労の負荷をかけるというもの。
一方は、『イミダゾールジペプチド』を摂取した人(グラフの赤)、一方は味やカロリーは同じでも『イミダゾールジペプチド』が入っていないものを摂取した人(グラフのピンク)です。それぞれを比較すると、なんと実験終了直後の疲労感において、『イミダゾールジペプチド』を摂取していない人は、した人の約1.5倍、さらに実験終了4時間後は約2倍もの差があります。
このことから、『イミダゾールジペプチド』には、疲労予防をする力だけでなく、疲労回復力を高める力があると考えられます。

イミダゾールジペプチドの臨床実験とその結果 画像

肉体疲労も精神疲労も『イミダゾールジペプチド』で解決!?

現在、「疲労」は、体内で発生した活性酸素による酸化ストレスが、細胞の機能を低下させる(ATP産生が低下する)ことに原因があると考えられています。
つまり、この酸化ストレスを軽減できれば日常生活で生じる様々な疲労を解決できると考えられます。
イミダゾールジペプチド』には、活性酸素を除去する効果がある抗酸化成分であるということも今までの研究で分かってきました。
肉体疲労、精神疲労ともに細胞の酸化ストレスが深く関わっているなら、『イミダゾールジペプチド』はそのどちらにも効果があるといってもよいのかもしれません。

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栄養ドリンクとイミダゾールジペプチドの違い

一般的な栄養ドリンクは、どういうアプローチで疲労回復を促しているかご存知ですか?酸化ストレスを除去することで働く『イミダゾールジペプチド』と違い、多くの栄養ドリンクは眠気をさませ、気分を高揚させることで、疲労感をマスクする働きをします。例えばカフェインは糖や脂肪の分解を早める作用がありますので、眠気を覚まし、疲労感を弱める効果を持ちます。
機械に例えると、歯車のサビをきれいにするのが「イミダゾールジペプチド」、燃料を大量投入して、無理やり回転数をあげるのが一般的な栄養ドリンクと言えるでしょう。