“疲労”予防&回復のキーワード(3)『抗疲労』効果が期待できる食品成分の研究

『抗疲労』ってなに?

現在研究が進められている『抗疲労』とはいったいなんでしょうか?
抗疲労』を説明する前に、まず「疲労」について説明しましょう。
「疲労」という状態は端的に表現すると、作業(効率)が低下している状態。
この定義を元に、近年、「疲労」を具体的に数値化することに成功しました。
この「疲労」状態を抑制する働きが『抗疲労』であり、その効果が見られる食品成分をここでは『抗疲労成分』とします。

23種の食品成分で最も注目される『イミダゾールジペプチド』

『抗疲労成分』の研究では、まず『抗疲労』効果があるとイメージされる食品成分を23種ピックアップ。
それから綿密な研究を重ねることで、『抗疲労』効果が確認できる6種の成分を発見しました。
その結果、6種の成分の大半に「抗酸化」作用があることがわかりました。
なかでも骨格筋への移行が多く、筋組織において強い抗酸化作用を示し、抗疲労効果が顕著に現れた成分が「イミダゾールジペプチド」だったのです。

“23種の食品成分で最も注目される『イミダゾールジペプチド』 画像
まめ知識 ヘッダ
体内の酸化と栄養不足の違い

同じ疲労感を感じていても、脳や筋肉の使い過ぎで体内の細胞が酸化する場合と、栄養が不足している場合とでは、回復の方法が違います。
脳や筋肉の使い過ぎの場合は十分な睡眠や森林浴などのリフレッシュで、回復を見込むことができます。しかし、無理なダイエットや偏った食生活での栄養不足は、きちんとした食事が必要です。あなたが「疲れた」と感じたときに、その原因を考えるのも、疲労回復の近道なのです。