“疲労”研究最前線。疲労の正体を知る(2)“疲労”を感じるメカニズム

あなたの“疲労”はこうして起こる

疲労とは「飽き」「眠気」「疲労感」といった、疲れた時に出てくる症状。これらの原因の一つに、「活性酸素」が深く関わっているということが分かってきました。ストレスや過度の身体活動が原因で活性酸素が大量発生すると、体内のバランスが崩れ身体が持つ恒常性だけでは対応できなくなります。
その結果、細胞の機能が低下し、作業効率が低下する……
これが“疲労”のメカニズムなのです。

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活性酸素を抑える「抗酸化物質」に着目

肉体疲労も精神疲労も実は体内で同じ現象が起きています。
肉体疲労の場合は筋肉、精神疲労の場合は脳神経細胞で酸化ストレス状態になっているのです。
つまり“疲労”の原因の一つである活性酸素を除去し、酸化ストレス状態を抑えることができれば“疲労”は軽減されます。
そこで着目されたのが「抗酸化物質」。抗酸化物質は、活性酸素を除去し、細胞を活性酸素から守り、疲労を軽減します。中でも現在有望視されているのが、渡り鳥など長時間連続した運動を必要とする動物の骨格筋中に多く含まれる「イミダゾールジペプチド」です。

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